歯の構造  歯ってどんな作りなの?
歯周病について 歯周病って何?
虫歯について 虫歯にどおしてなるの?
むし歯の進み方 C0、C1、C2、C3、C4って何?
歯科衛生士の仕事 歯科助手とどこが違うの?
親知らず 親知らずはいらない?
歯ブラシ 歯ブラシの正しいやりかたって?
治療済みの歯も虫歯になる? 一度治してもまた悪くなるの?
根の治療 なぜ虫歯の治療なんかいもかかるの?
バイオフィルム バイオフィルムってなに?
口臭 原因は?
予防歯科 いったいどんなこと?
口腔内の細菌 口の中の菌って?

 

歯の構造


①歯の最も硬い部分
②歯の形を作っている部分
③血管と神経。一般には「神経」と呼ばれている。この中には血管、神経繊維、リンパ管などがあり、歯に栄養を運ぶ重要な役目があります。
④歯の頭の部分(歯冠)の下のピンク色の粘膜を歯肉と言います。歯を支えている骨(歯槽骨)を被って保護する役目をしています。
⑤歯の根の部分の象牙質を被い歯を支える骨(歯槽骨)と接着する役目です。
⑥歯の根と歯を支える骨の間のうすい膜。歯の根と骨をつなぐ役割。ここに炎症が起きると歯が浮いたように感じられます。 

 

 

歯周病について

●歯周ポケットの測定

自覚症状がほとんどないまま進行するのが歯周病です。
では、どおしたら早く発見出来るのでしょうか。

歯周ポケット測定検査で簡単に早期発見可能です。
20~30代は年1回、40代になったら半年に一度はチェックしましょう。

歯周ポケットの深さを歯科医院で簡単に測るプロービングと言う方法があります。
歯周病は、歯と歯肉の境目にある隙間(歯周ポケットの深さ)で診断します。
正常値は2㎜です。深さが3mmを超えたら要注意!4mmに達していたら歯周病です。

検査方法:目盛りのついた探針(ポケットプロープ)を使い測定します。
炎症がない限り、痛みはほとんどありません。歯ぐきが腫れていたり、
赤くなっている症状などがある場合は、多少痛みや出血を伴います。
プローブによる検査は、歯1本につき周囲何箇所かで行います。
それぞれの場所で、歯周ポケットの深さを測定します。
ポケット底部からの出血の有無も確認します。

●治療方法

プロービングにより出血があった場合は、歯肉縁下歯石(歯茎の中の歯石)やプラークがたまっているので、
歯石除去と歯みがきを徹底するように説明を受けます。
歯周ポケットの深さが4mm以上に達していた場合は、ポケット内に細菌がたくさんいますから、
ポケット内の歯石をとる(スケーリングルートプレーニング)など本格的な歯周病治療が必要になります。
この場合は必要に応じて麻酔を使用します。

●歯周病の怖さ

 初期のころは痛みも無く、気にならない方がほとんどです。
でも実は歯周病が進行すると歯が抜け落ちるだけではなく、全身の大きな疾患につながりさまざまな悪影響を与えます
歯周病の原因菌が毛細血管から全身の血管に入ると、頭痛・倦怠感などの全身の不調を引き起こすほか、
心筋梗塞・狭心症・脳血栓・脳梗塞など命にかかわる重大な病気の発症にも関係しています。
心筋梗塞で亡くなった方の血液内の血栓を調べると、そこから歯周病菌が発見されたという報告が数多く寄せられています。

また、最近の研究の結果、歯周病菌の一部は悪玉コレステロールを血管壁に付着させる可能性があり、このため血栓をつくり
動脈硬化を進行させます。そして、この血栓が心臓の冠状動脈に起きれば心筋梗塞などの重大な病気につながるという報告があります。

 また、歯周病菌は女性の健康と出産にも大きな影響を与えています。月経時や妊娠期にさかんに分泌されるエストロゲンという
女性ホルモンがありますが、歯周炎菌はこのエストロゲンを栄養にして体内で増え続け、悪さをはたらきます。
とくに歯周病の女性が妊娠すると、歯グキが健康な人に比べて、未熟児出産や早産を起こす確率が非常に高まるといわれています。
お腹の赤ちゃんを包む大切な羊水のなかに、通常プラークの中にいるはずの歯周病菌が見つかったという事実も報告されています。

 まずは早期発見・治療が一番の対策ですので、かかりつけの歯科医にお気軽にご相談ください!

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虫歯について

口の中にはたくさんの細菌がすんでいます。その中のひとつミュータンス菌が主な虫歯の原因菌です。
口の中の虫歯菌が、食べ物の中の砂糖を栄養に、表面にネバネバした物質をつくります。
そのネバネバした物質の中に虫歯菌や他の細菌が住みつき、どんどん増えていきます。
これが歯垢(プラーク)といわれるものです。
歯垢(プラーク)の中の虫歯菌は食べ物の中の「糖質」を材料に酸つくり しだいにエナメル質を溶かしはじめます。これが虫歯です。
歯は常に脱灰と再石灰化を繰り返しています。このバランスが崩れ脱灰が進んだ状態が齲蝕=虫歯です。

脱灰 再石灰化

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むし歯の進み方


C0エナメル質面に着色や白濁、白斑が認められるむし歯。
まだ穴が空いたりしていないので、自分ではほとんど気づきません。 C1エナメル質だけが、溶け始めたむし歯。
まだ痛みなどの自覚症状はありません。 

 
C2象牙質まで及んだむし歯。冷たいものがしみるなどの症状が出てきます。

C3歯髄に炎症を起こしたむし歯。激しい痛みがあります。 

  
C4歯冠の3/4以上の歯質が溶けて無くなっています。
根だけが残りもはや歯の役目ははたしていません。

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歯科衛生士の仕事

歯科衛生士は、歯科医師の指導のもとで治療の補助や予防処置、保健指導を行う専門職です。
歯科衛生士になるには、高等学校卒業後、歯科衛生士専門学校などの養成機関で最低2年間勉強し、
国家試験に合格しなければなりません。

日本に歯科衛生士が誕生したのは、昭和23年です。
そのころの日本の歯科医療は、むし歯治療を優先させ、国民の意識も現在とはだいぶ違っていました。

歯科衛生士の仕事も治療の補助や介助の役割が大きかったのですが、時代とともに口の中の病気も様変わりしてきました。

現代のような高齢化社会においては、むし歯とともに歯周病の予防が大切になっています。
とくに歯周病は「生活習慣病」ともいえるもので、個人の生活習慣を改善することが必要となります。
そこで、生涯をとおして患者さんの口腔保健を支援し、日常生活を改善していくことが歯科衛生士の大きな仕事になってきています。

歯科衛生士は歯科医院の中だけでなく、地域の学校や保健所、病院などで集拭指導を行うこともあります。
歯の働きの重要性や全身への影響を説明し、歯みがきの指導をします。一人一人に生活習慣のアドバイスをしたり、必要に応じて歯垢や歯石をとったりもします。

また寝たきりのお年よりや障害者への指導も行っています。外出が困難な方には家庭を訪問することもあります。
「患者さんのお口の健康を保つためには何が必要なのか?」を歯科医師といっしょに考え、それを患者さんに説明し、実践していくのが歯科衛生士なのです。

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親知らず

人生50年と言われた時代、子供にその歯が生えて来る頃になるまで親は生きていなかったことから、そう呼ばれたようです。
余談ですが「人生50年」とは「50年も生きられたらいいなあ!」と言う願望であったということで、「50年しかない」と言う意味ではないと言う説もあります。そのくらい短命であったわけですね。
第3大臼歯(大臼歯の一番奥)を親知らずといいます。
18~22歳頃に生えてくる場合が多いのですが、まれに30~40歳頃に出てくることもあります。

●困りものの親知らず

現代人のアゴの骨は進化して小さくなっています。
歯の大きさは昔の人とあまり変わってはいません。
そのため一番最後に出てくる親知らずは生える場所が狭く正常には出てこない場合が多いのです。
一部分だけ頭を出しているだけであったり、斜めに傾いて出たり、アゴの中で水平になったままのこともあります。
このような状態になると、むし歯・智歯周囲炎・歯並び悪化・顎関節症の原因となります。
親知らずは歯の中では余計物になる場合がおおいのです。
これに悩まされたことのある方は多いのではないでしょうか。
親知らずが歯肉を押し分けて出てくる時に歯の上にある歯肉が、上のアゴの歯に噛まれて傷ついたりすることが多いようです。
また、歯の周りに汚れがたまっていたりすると、細菌感染により炎症を起こし智歯周囲炎なります。
こうなると口が開かなくなったり、熱が出たりして痛むようになります。

親知らずの困ったこと
▲上の親知らずが出てくると、下の歯ぐきを噛むようになり炎症や腫れの原因になります。
▲手前の歯の根を押した場合には、その押された歯の根は溶けてしまう場合があります。
▲親知らずの周りに汚れがたまることによって、手前の歯の骨を溶かし歯槽膿漏(しそうのうろう)になります。
▲変な方向に向かって出てくることが多く、歯肉がかぶったままになり炎症を起こしやすくなります。
▲汚れがたまることによって、親知らずもその手前の歯もむし歯になります。
▲親知らずには歯ブラシが届かないのでむし歯や歯周病になる可能性が高くなります。
▲親知らずが手前の歯を押すことによって、歯並びを悪くする場合があります。
▲親知らずが手前の歯より出てくると、アゴの動きを邪魔するようになります。そうなると、アゴの病気である顎関節症となります。
▲抜いてしまいたくても抜きにくい場合が多いです。
変な向きに生えてしまっていたり血管を巻き込んでいたりとくせ者の親知らずの場合は歯医者泣かせでもあります。

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歯ブラシ

● 歯ブラシの毛先が外側に開いてきたら、取替えの合図です。また、使うほどに毛先の弾力が失われて、ブラッシング効果が低下するので、毛先がそろっていても、大体約1ヶ月をめどに取り替えましょう。
磨いたあとの歯ブラシは、よく洗って乾燥させます。

●歯垢は、ブラッシングだけで十分に除去できます。歯磨き粉をつけると、唾液がたくさん出てきて、時間をかけて磨けなくなるので、歯垢除去のためには、歯磨き粉を使わない「 ノン・ペースト・ブラッシング」をおすすめします。
また歯磨き粉のすっきりした香で磨けていなくてもきれいになったように感じてしまうのも困ります。

しかし、歯についたお茶などの色素(ステイン)は、ブラッシングだけではとれません。
そこで、歯磨き粉をつけずにひととおりブラッシングしたあと、仕上げに歯磨き粉をつけて、歯の表面や噛み合わせの部分を磨く「二度磨き」をするとよいでしょう。

●歯磨き粉には、「研磨剤」のほか、「虫歯予防」「歯周病予防」「口臭予防」などのさまざまな成分が含まれています。
また、研磨剤ではなくその成分にタンパク質の膜(プロテインペリクル)を溶かす作用のある製品も、少々高価ですが売られています。 http://www.supersmile.jp
説明書きをよく読んで、目的にあったものを選んで使いましょう。

●歯と歯肉の境目の歯垢は、基本的には先述の「ノン・ペースト・ブラッシング」で落とせます。
歯並びや歯肉の状態はさまざまなので、それに合わせて「歯ブラシの持ち方」や「毛先の当て方」などを工夫する必要があります。
磨き方については、歯科医や歯科衛生士に指導してもらいましょう。
また、歯と歯の間に入り込んだ歯垢は、ブラッシングだけでは完全に除去できないので、デンタルフロスや歯間ブラシなどを補助的に使います。
ただし、自己流で使うと歯肉を傷つけ逆効果になることもあるので、必ず歯科医や歯科衛生士に正しい使い方を教わってください。

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治療済みの歯も虫歯になる?

治療済みの歯だからと安心していませんか?
子供のころに歯医者さんでむし歯の治療をしてもらったことがある方は多いと思われます。
大人になってむし歯になりうるリスクが一番高いのが、その治療済みの歯です。
むし歯は、口の中にいる虫歯菌がつくる酸によって、歯の表面のエナメル質が溶け出すことで起こります。

被せ物や詰め物をした歯は、 むし歯治療で入れた詰め物や被せ物の境目から少しずつ進んでいくため、口を開けた時に目につきにくい部分から始まり、歯深い部分に進んでいきます。
これを「2次カリエス」といいますが、もしそれが神経を抜いている歯であれば、どんなに進行しても痛みは感じません。
しかも、歯がむし歯になっても詰め物や被せ物には変化が無いため気づいたときにはかなり進行してしまっている場合がおおいのです。

むし歯治療の際、健康保険が利く範囲で使われる詰め物や金属の被せ物は、残念ながら一度入れても一生モノではありません。
どれくらいもつかは、その人の口の中の状態や毎日にケアの仕方などによって違いますが、寿命があるのです。
これら人工物が年月とともに傷んでくると歯との間に隙間ができ、そこからむし歯が発生しやすくなります。
歯と被せ物の収縮率の違いから、被せ物と歯の間に隙間ができ、そこからむし歯になる場合もあります。

又、詰め物やつらなった被せ物は、天然の歯に比べてどうしても汚れがつきやすいという欠点があります。
そのため、その周辺は健康な歯以上に歯間ブラシ フロッシングなどで丁寧に掃除する必要があります。

いずれにしても、日頃のお手入れと定期的な検診は欠かせませんね!

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根の治療

歯医者の治療は何回も通わなくてはならないから忙しい方には敬遠されがちです。
「なぜ、1回で終わらせてくれないのだろう…」と、憤慨される方もあるかと思います。
むし歯は、軽いものであれば悪くなった部分を取り除いてすぐに詰め物をして終わることが出来ます。
しかし、むし歯が進んでいるほど治療に時間がかかってしまいます。
むし歯が神経まで達している場合神経を残せるのか、取らなければならないのかの判断をしなければなりません。
ここで数日かかることもあります。また、歯の痛みが激しいときには、長時間治療することで歯を刺激してしまい、さらに痛みがひどくなってしまうことがあります。
このようなときには1回の治療時間を短くして、少しずつ治療していく方がよい場合もあります。

次に神経を取った場合ですが、病巣が根っこの先にまで達しているようなら、細菌を減らして再発の恐れがなくなるまで何度も消毒を繰り返さなければならないケースもあるのです。この治療は1回ごとの時間が短いので、もっと時間をかけて早く終わってくれればいいのにと思われるかもしれませんが、治療の性質上何度も通院していただかなければならないのです。
ここでの治療をいいかげんにしてしまうと、後で痛みが出てしまう可能性があります。

神経の入っていた管がきれいになった後は、管を密閉し(根管充填)、被せ物(クラウン)の型を取ります。
ここでもむし歯がひどくて削った部分が大きい場合は、被せ物が安定するよう支台を入れます。
忙しい中で、歯の治療に何度も通うのは大変ですが、後で痛みが出てやり直しということになると、かえって治療が長引いてしまいます。

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バイオフィルム

歯の表面は常に唾液で覆われています。そして唾液が歯の表面のエナメル質にふれているかぎりむし歯にはなりません。
唾液にはさまざまな作用がありますが、そのひとつが
清浄作用です。クチの中の細菌や食べ物のカスを洗い流してくれるのです。
ところがミュータンス菌がクチの中にいると、砂糖という”エサ”を得て、唾液をさえぎる膜のようなものを歯の表面に作ってしまいます。
そのため、唾液の働きが行き届かなくなり、虫歯が作られていくのです。

 ミュータンス菌が分泌する酵素が、砂糖をグルカンという多糖体に変え、歯の表面に張り付きます。
歯の表面は表面に細かく溝があってザラザラしています。その歯の表面ににグルカンは張り付いてしまいます。
その中でミュータンス菌は生き続けます。そして、しだいに歯の表面に分厚い膜を作っていきます。
この膜をバイオフィルムと言います。

バイオフィルムができてしまうと、歯のエナメル質が唾液に触れないために、唾液による清浄作用がきかなくなります
そのためバイオフィルムで守られた内側は細菌が繁殖しやすい環境になります。
ミュータンス菌はバイオフィルムの中で食べ物などから糖分を吸収して、自分が生きていくためのエネルギーを作り出します。
この過程を”発酵”といい、糖は最終的に乳酸や酢酸・エタノールにまで分解され、外に放出されます。
ところがバイオフィルムが育ってくると、できた酸(最も多いのは乳酸)は外に放出されずにバイオフィルムの中に残り、歯のエナメル質を溶かし始めます。
歯みがきなどによって早くバイオフィルム取り除くことができれば、傷ついたエナメル質を再び石灰化して修復することができるのですが、酸性状態が続くとエナメル質の破壊は進行し、むし歯へと向かっていきます。

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口臭の原因

  1. 生理的なもの
    朝起きたときや空腹時、緊張時など誰にでもあるものです。
  2. 精神的なもの
     自臭症.心因的な物
  3. 全身的なもの
    内科器、耳鼻咽喉科、呼吸器科
  4. お口の病気
    虫歯・合わないつめもの・かぶせもの・歯周病・舌苔(ぜったい)・義歯/唾液分泌の低下

口が原因で発生する口臭にはどんなものがあるのでしょうか?
口臭の源は口腔内に常在している細菌によって作りだされます
唾液や歯垢(プラーク)の中には大変な数の細菌がいて、食べカスなどを栄養源に増殖をくりかえしています。

 虫歯も歯周病も口の中の細菌によっておこりますから、こうした病気がある人はより多くの細菌がすみついていることになります。
また、口の中を掃除しない人にもたくさんの細菌がいますのでお口が臭うというわけです。

 こういった口臭の予防や治療には、以下のものが効果的です。

  • 虫歯や歯周病、合わないつめものや被せ物の治療
  • 正しいブラッシング (歯間ブラシも効果的)
  • こまめな義歯の清掃
  • 口臭防止補助商品を使う (清涼剤、洗口剤など)
  • 定期歯科検診やPMTCで、すみずみまで磨いてもらいましょう。

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予防歯科

歯は、一度虫歯や歯周病にかかってしまうと、自然治癒するということはありません。

予防は、家での歯みがきや食生活に気をつけるとともに、歯科医と協力して行っていくことが大切
虫歯や歯周病の初期は自覚症状が少なく、自分では分かりにくいものです。
定期的に検診を受けて、これらの病気をチェックしてもらいましょう。
発見が早ければ、治療も簡単に済みます。
また、ごく初期の虫歯まら、その後の経過次第によってエナメル質が再び固くなり(再石灰化)、虫歯が進行する可能性が低くなることもあります。

かかりつけ歯科医院でお口の管理をしてもらいましょう!

クリニックショッピング(あちこちのクリニックを転々とする)方が居るかと思いますが、あまりお勧めできません。 検診では、虫歯や歯周病などのひととおりの検査とともに、最後にかかったカルテを元にし、その人がなりやすい疾患を重点的に診てもらえます。
歯周病の人、虫歯の人、それぞれ過去のデータを元に詳しく検診を受けることが出来ます。
これは、かかりつけの歯医者さんをもった人の特典です。
過去からの口の中の状態を知ってくれているので、安心して効果的な検診を受けられます。

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口腔内の細菌

ロの中にいる細菌の数は、唾液1ミリリットルあたり1億個といわれています。
ついでに、バイオフィルムにはどのくらい細菌がいるかというと、1グラムあたり1000億個もいます。

口から体の中に入った細菌は胃酸によってその多くが死滅し、さらに腸管には独自の乳酸菌が働いて体に害になるようなものは殺してしまいます。
ですから、便となって出てくる細菌の種類は口の中の菌の数から比べたらごくわずかです。
□の中の粘膜にはそれほどの働きがないので、いろいろな細菌が繁殖しています。

□の中にいる細菌は「口腔常在菌」「日和見菌」「歯周病菌」「むしば菌」などに分けられます。
口腔常在菌は、常に□の中にいる細菌のことです。
日和見菌は免疫がしっかりついている人の□の中にはいません。
そのカがまだしっかり備わっていない子どもや、免疫力の落ちているお年寄りや病人の□の中にいます。
歯や入れ歯の表面にできるバイオフィルムの中にいる細菌が、・抗生物質に抵抗力のある遺伝子をもつ細菌との間で、組換えを起こしています。
これは体に害を及ぼす細菌で、院内感染を起こします。

歯周病菌は同じく体に害を及ぼす細菌で全身にさまざまな影響をもたらし、心臓病や、流産などにも関係するといわれています。
う蝕菌は、虫歯の原因菌のことで、歯の表面に多糖体のバイオフィルムを作り、その内部で増殖して乳酸を作りだしその乳酸を歯の表面に貯め、歯のエナメル質を溶かしてしまう細菌です。 

このような細菌が自分のお口の中に住んでいることをマイクロスコープでお見せすると、みなさん患者さんが驚かれます。

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